月例山行・高鈴山(日立アルプス)

2024年4月21日〔曇り〕月例山行は、茨城県日立アルプス3峰御岩山(530m)、高鈴山(623m)、神峰山(598m)の縦走。累積標高差約630m、歩行距離約9.5㎞。歩行時間約5時間20分(休憩時間含め) 参加者40人。圏央道から常磐道へ、日立中央インターを降りて15分御岩山神社駐車場に到着。御岩神社は最強のパワースポットとしてバスツアーもあり、この日は春季回向祭(祖霊供養大祭)で混雑が予想された。境内は天然記念物である樹齢600年の三本杉(御神木)や、沢山の杉木と苔の緑に囲まれていてシャクナゲも見頃だった。この日は通常お詣りできない大日如来坐像と神社幕に「三つ葉葵」の紋の御岩神社(徳川光圀公など藩主の祈願所)等を参拝、どれも立派な佇まい。雅楽の音を聞きながら登山口へ。水流を眺めながら山頂まで約50分、途中奥宮かびれ大神宮を参拝し御岩山に向かう。御岩山山頂からうっすらと日光連山を見ることができた。アセビの繁る登山道を高鈴山に向かう。汗だくで山頂に到着、展望デッキがあり晴れていれば那須連峰、日光連山、太平洋を見ることができたよう。ここで昼食、トイレもあり安心。昼食後、展望台と反対側にあるレーダー雨量観測の巨大なコンクリート塔をみて、神峰山に向かう。山頂まで約1時間20分、山頂からは映画化された新田次郎著『ある町の高い煙突』の折れた大煙突と日立市の街並み、太平洋を見ることができた。きららの里に下山、こちらでトイレをお借りして予定より30分早くバスに乗車。岩場や急登がなく、御岩山まではハイキングの方がいたがそれ以降はすれ違う人も少なく、大人数でもスムーズに行動できた。曇り空だったが時折日が差し、山頂近くの温度計は21度、夏前の良い訓練山行となった。